発達障害の子供を注意するときや叱る時に有効なテクニック
講師ブログ個別指導塾にらいかない塾長 松原です。
このような注意の仕方は、私は「リフレーミング」と「カリギュラ効果」を参考にしているテクニックだと考えております。
リフレーミングとは「物事の枠組みを変え、違う視点から見ること」を意味する心理学用語です。例えば、目の前にあるコップ半分の水を「半分しかない」という表現と「半分もある」という表現、どちらも同じ意味ですが、視点を変えてプラスに物事を捉え表現することによって印象が大きく変わります。それがリフレーミングです。
カリギュラ効果は「禁止されると逆にしたくなる」という心理現象です(詳しくは前回のリール動画を見てください)
「止まって」というカリギュラ効果の表現を視点を変えて、「転ぶと危ない」という表現に変えることによって、子供は否定された心証にならずに、こちらの「止まって欲しい」という思いが伝わります。尚且つ、「転んで怪我をするのが心配だよ」だというメッセージも込められており、とても素敵な言葉かげです
このような言葉がけのテクニックは、難しいように思えますが、普段の生活で意識することによって段々と使うことができるようになります。
みなさんも是非使ってみてください♪