不登校児支援
講師ブログ個別指導塾にらいかない 教室長の丸山渉です。
不登校児支援の形として、注目されつつある、「オンラインゲームを利用した支援」に関して、面白い記事がありました。
「不登校児過去最多34万人、支援団体は財源確保に課題、オンラインゲームが切り開く支援の未来とは?」
https://news.yahoo.co.jp/articles/065f8f07b34755275a73143fef58dd1d51ad4c5c?page=1
記事で紹介されている、不登校児支援団体『ゆるクラ』では、オンラインゲームの「マインクラフト」を利用してまずは、人とのつながりを確保して、個別の課題に関しては、別の支援団体につなげるとしているそうです。
記事では、つなげる先の事には触れていなかったので、不明ですが、学習面の課題の為には、オンライン指導に長けた塾等をなどが考えられますが、多くの不登校児にとっての最大の課題は、日中活動の場所を確保することになるかと思いますので、日中オンラインゲームで無目的でも目的を持ってでも遊ぶことはとても有意義だと考えます。
オンラインゲームのコミュニティの問題として、極端なコミュニケーションをとる人のことが挙げられると思います。無視できる問題ではないですが、不登校になり自閉していくとコミュニケーションをとる人が限られている上に、その関係性も悪化していくことがあります。そうした際に少しでも多く他者とコミュニケーションをとる場として、オンラインゲームは有効だと考えます。
他者とのコミュニケーションを通して、自分の欲求を確認したりしていくことで、活動するための力を取り戻すしたり、自分の課題を認識したり、学校生活の中での友人付き合いの中で学ぶことではありますが、学校でそうした機会を得られない子供にとってはオンラインゲームも重要な場だと思います。