インクルーシブ教育!都立高校の通級による指導
受験情報発達障害など特性があることで進学について悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
今までは特性がある子どもたちの進学先というと特別支援学校や特別支援学級がほとんどでした。
しかし今は「インクルーシブ教育」(障害や病気の有無、国籍や人種、宗教、性別といったさまざまな違いや課題を超えて、全ての子どもたちが同じ環境で共に学ぶこと)という仕組みがあり、東京都は発達障害など特性がある生徒が、どこの都立高等学校に進学しても、特別な指導を受けられる環境を整備しています。
詳細チラシ:都立高校の通級による指導
環境整備の1つに、教育委員会では都立高校において発達障害など特性がある生徒を支援するための手順等をまとめた手引き書を作成しています。
また都立高校等(都立中高一貫校、都立特別支援学校を含む)へ進学する際に、生徒が在籍していた小・中学校等で受けていた支援や指導上の配慮などの情報等を進学先に適切に引き継ぎ、適切な支援や配慮につなげられるよう考慮しています。
そのために小・中学校で支援や指導上の配慮を受けている児童生徒の保護者に情報提供をお願いしてもいるようです。
※情報提供のお願いのチラシ:中学校から都立高校へ〜保護者の皆さんへ
通級による指導においては、通常の学級に在籍しながら、個々に適した専門的指導を受けることができます。
そのために都立高校では通級を担当する教員と、発達障害など特性がある生徒への指導経験やソーシャルスキルトレーニングに関する知識を有する外部の専門人材が協力をして指導に臨んでいます。
都立高校では、子どもが自信を持って学校生活を送り、将来に向けて必要な力を身につけられるよう尽力しています。
是非、進学先に都立高校も検討してみてください!