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東京都立・私立中高校の進学相談会に行ってきました!

受験情報 東京都立・私立中高校の進学相談会に行ってきました!

7月20日(日)に福生市後援の「進学相談会」へ啓明学園に行ってきました。

 

 

今回会場だった啓明学園を訪れて驚いたのは、写真にもある数寄屋門造りの正門でした。

この門は旧三井家拝島別邸の門として使われていたもので、現在は東京都指定有形文化財に指定されています。

趣のあるこの門をくぐるときは、なんだかワクワクしました。

また、敷地内には旧三井家拝島別邸が「啓明学園北泉寮」として活用されています。

資料参加の学校を含め80校以上が参加しており、来場者の多さを考慮して入退場時間が制限される中での開催でした。

その中で今回は特徴のある都立高校2校をご紹介します。

 

■都立砂川高等学校■

 

所在地: 〒190-0015 東京都立川市泉町935−4

※多摩モノレール 泉体育館駅から徒歩3分

 

特 徴

都立砂川高校には単位制の学校で、

Ⅰ部・Ⅱ部・Ⅲ部と3つの通学方法があり、生徒は自分に合った時間帯で3年間通学できます。

 

授 業

開始時間・・・ Ⅰ部:8:30~ Ⅱ部:10:20~ Ⅲ部:14:25~

定時制の課程であるⅢ部は、砂川高校では1日6時間の授業設定により、3年間での卒業が可能です。

1年:ほぼ必修科目。

2・3年:選択科目が多い。

クラス

各学年:6クラス編成。

1クラスの定員は通常30人。
内訳はⅠ部・Ⅱ部・Ⅲ部がそれぞれ2クラスずつとなっています。
しかし、今年度はⅢ部が定員割れしたため、Ⅲ部の1クラスの定員が22人になりました。
その分、Ⅰ部とⅡ部のクラスは33名程度の編成になっています。
なお、男女比はほぼ1:1です。


行事・部活動

また行事や修学旅行、部活動はⅠ部、Ⅱ部、Ⅲ部が合同で実施されます。

上図の「インターバル」は部活動の時間です。
他の多くの学校では部活動の時間が30分程度ですが、砂川高校では約1時間の練習時間が確保されています。

 

都立砂川高校の先生に直接話しを聞き、生徒一人ひとりのライフスタイルに合わせた柔軟な学びの機会を提供しつつ、
部活動や学校行事を通じて充実した高校生活を送れる環境が魅力だと感じました。
特に、定時制でも3年間で卒業できるカリキュラムや、部活動にじっくり取り組める時間が確保されている点は、生徒の多様なニーズに応える素晴らしい特色と言えるでしょう。
ぜひ、文化祭や授業の見学に足を運んでみてください。
実際に訪れることで、砂川高校の魅力をより深く実感できるはずです。

 

 ■都立東村山高等学校■

所在地: 〒189-0011 東京都東村山市恩多町4-26-1

 

特 徴

東村山高校は進学応援型エンカレッジスクールです。

「進学応援型」の高校は、基礎からの学び直しときめ細やかな指導を通して、生徒の大学などへの進学を積極的に支援する体制を持っています。

東村山高等学校では、主に総合型選抜と指定校推薦で進学する生徒が多く、約4分の1の生徒が四年制大学へ進んでいます。

 

クラス

1学年は6クラス編成で、約200名の生徒が在籍しています。
1クラスあたりの生徒数は33〜34名ですが、英語と数学の授業では10〜20名の少人数習熟度別クラスを展開しています。
また、1年生に限り、担任が2人つく二人担任制を採用しています。

カリキュラム

1年生では、A・B・Cと3つに分かれた30分授業があり、中学校の学び直しに重点を置いています。

また、学習面で支援が必要な生徒に対しては、先生が個別に声をかけ、放課後に学習支援を行う「校内寺子屋」という取り組みもあります。

通級クラス

今年度現時点では2名、2学期からさらに2名増え4名になる予定です。

 

東村山高校入試情報(現時点での情報)

入学者選抜は、分割前期・後期で実施されます。

実技検査実技検査では、与えられた質問に対し適切な答えを選択し、その理由を論理的に説明する「知恵」が求められます。
面接では、東村山高等学校を志望した理由を伺うそうです。
単に「エンカレッジスクールだから」という回答ではなく、本校で何を学びたいのか、入学後にどのように学校生活を送りたいのか、そして卒業後にはどのような進路に進みたいのかを具体的に話せるように準備しておく必要がありそうです。
調査書(評定)については、観点別の学習状況の評価(評定)を総合的に判断します。

 

東村山高等学校は、基礎から着実に学びを深めながら、きめ細やかな指導と手厚いサポートをしてくれます。
生徒一人ひとりが自分自身の将来を具体的に想像し、考え、それに向けて主体的に学べる学校だと感じました。
ぜひ一度、授業見学などで学校の雰囲気を感じに足を運んでみてください。

さいごに

今回ご紹介した砂川高等学校校と東村山高等学校は、それぞれに特徴を持ちながらも、基礎から着実に学び、将来の目標に向かって挑戦できる学校です。

どちらの学校も、生徒一人ひとりが安心して学び、成長できる環境を大切にしています。
皆さんの高校選びが、実り多いものとなることを心から願っています。

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