不登校児童の増加
講師ブログ個別指導塾にらいかない 教室長の丸山渉です。先日のニュース記事で気になる記事が上がっていましたので、紹介したいと思います。
不登校の小中学生34万人、1年で4万人以上も増えたのはなぜ?「生徒間トラブルに先生の手が回っていないのでは」と専門家https://news.yahoo.co.jp/articles/3aa24c5b7ba8a1edf5374994f328fc8e095fb576
記事の内容は、不登校児の増加要因を分析しています。「不登校の認知」「いじめの低年齢化」等の原因が現場の先生方の分析、文科省の調査では不登校の理由の第1位に「やる気がない(本人の無気力)」が挙げられています。こちらは文科省が学校から回答を得る調査です。 60年以上前から、学校は不登校をそのように認識してきたので、社会での認知が広まっていることと比較しても、教育現場では認識が変わらないがゆえに、対応も牛歩のごとくなのかと感じます。 増加要因の分析、不登校の発生要因の分析に関して、基本的に児童生徒側の問題を挙げ続けてきたことが、問題解決から遠ざかっている要因のひつつであることに文科省・教育現場が向き合おうとしていないことは気がかりです。また、社会も「先生も大変だから」「先生も頑張っているから」と状況を許容し続けていることも気になります。 頑張っているにもかかわらず事態が好転していないのならば、頑張る方向性が間違っているので、タスクを見直すべきでしょう。