所得格差と学力
未分類学力・経験に影響及ぼす所得の格差 子どもの「貧困」12.6%、暮らし「苦しい」33.2%
学力・経験に影響及ぼす所得の格差 子どもの「貧困」12.6%、暮らし「苦しい」33.2% 県の子ども調査で見えた深刻な現状(南日本新聞) - Yahoo!ニュース 鹿児島県は27日、県内の公立中学2年生とその保護者を対象に行った2023年度「かごしま子ども調査」の結果を公表した。等価世帯収入の中央値(237.5万円)の半分を下回り、貧困の課題を抱えるとされる 南日本新聞 Yahoo!ニュース
個別指導塾にらいかない 教室長の丸山渉です。
上の記事は鹿児島県のお話です。
貧困と学力の問題は古くから指摘されていて、日本でも教科書の無償化など、家庭の経済状況による、子どもの学習機会喪失を防ぐための対応は一定水準取り組まれてきたと思います。
しかし、高度経済成長期以後、日本政府は「日本に貧困は存在しない」として、各方面から相対的貧困率を調べるなど、貧困状況調査とその支援の為の具体的対応を求める声に耳を貸すことは長らくありませんでした。
状況が変わったのは、2009年に政権交代が起こり、政府が貧困対策に本格的に乗り出した時でした、この時初めて、子どもの貧困率を国が調査することが実施され、以降も継続的に調査されています。
それでも、子どもの貧困との視点での調査なので、成人後にどのような影響があるかなどの調査は不十分と言えます。